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ボタニカルアーティスト・石川美枝子氏に教わる美しい植物画の世界 −都立大学「シーズン花達」にて−

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体験の概要

古代ギリシャより歴史を紡いできたボタニカルアート。18〜19世紀には、イギリスやフランスで優れた画家たちが活躍し発展しました。国内外で数々の作品を発表してきたボタニカルアーティスト・石川美枝子氏のもとで、植物画の制作を基礎から学びます。本体験は、都立大学駅からほど近くのフラワーショップ「シーズン花達」にて開催。あたたかな光が天窓から降り注ぐ開放的なサロンでボタニカルアートの世界を体験できる、Otonami限定プランです。生きた植物のありのままの姿を描き出し、その美しさや生命力を慈しむひとときです。

体験の特徴

・世界で活躍するボタニカルアーティスト・石川美枝子氏から直々に指導を受け、植物画を制作します。
・都立大学駅近くの老舗フラワーショップ「シーズン花達」内のサロンを貸し切って開催するOtonami限定プラン。
・少人数制で丁寧なレクチャーがあり、初心者にもおすすめ。継続すると本格的な作品にも挑戦できます。

値段

7,500円〜
(名/税込)

参加人数

2〜6名

体験時間

約150分

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詳しい内容

老舗フラワーショップで植物の世界を体感

植物を写実的に描き、ありのままの美しさや生命力を伝えるボタニカルアート。本体験の講師を務めるのは、日本におけるボタニカルアートの最前線で約35年にわたり活躍してきた石川美枝子氏です。石川氏は美術大学を卒業後、植物の生き生きとした姿を描くボタニカルアートの道を歩みはじめます。その活動の場は日本のみならず、イギリスやアメリカ、オランダ、南アフリカなど世界各国の展覧会でも数々の作品を発表。その実績が認められ、2022年には、英国キュー王立植物園に自身の現代ボタニカルアートのコレクション作品が展示される著名な植物学者にちなんだ「シャーリー・シャーウッド・ボタニカルアート賞」の初の受賞者に選ばれました。

学生時代から写実的なアートに魅了されてきた石川氏。ボタニカルアートを通じて植物の素晴らしさを多くの方に知ってほしいと語る

本体験が行われるのは、東京都目黒区の都立大学駅から徒歩5分ほどの場所にある老舗フラワーショップ「シーズン花達」。彩り豊かな季節の花々を取り扱い、ギフトフラワーやウェディングブーケなどのアレンジも手がけています。

新鮮な四季折々の花を揃える

2階のサロンは、天窓と正面窓から差し込むやわらかい日の光に満ちた、明るくあたたかな空間。季節の植物はもちろん、ヨーロッパ製の家具や洋書も並んでいます。この魅力的な会場で行うOtonami限定プランについて、「植物にゆかりのある場所でレッスンができてとても嬉しいです」と石川氏は話します。

2階からロフト部分にかけての天窓から光が優しく降り注ぐ

学問から生まれたアートだからこそ細部にまでこだわる

ボタニカルアートは、写真技術のない時代に植物を記録する方法として誕生しました。その歴史は古代ギリシャ時代にまでさかのぼるといいます。日本では江戸時代から本草学の発展と共に盛んになり、明治時代から昭和時代にかけては、著名な植物分類学者である牧野富太郎(1862-1957)がボタニカルアートの存在を世に広めました。

ボルネオ島の熱帯雨林へ赴いて描いたラフレシア・ケイティ

歴史ある植物学を起源とするボタニカルアート。それゆえに他の芸術と比べると、植物をありのままに描くことが特徴です。緻密な世界観をしっかりと表現するために、石川氏は描きたい植物の自生地へ赴き、実際に手で触れた質感まで研究して描き上げるといいます。石川氏の代表作であるラフレシアを描いたときは、マレーシア・ボルネオ島の熱帯雨林まで取材に出かけたのだとか。

画材や専門的な道具からは、アーティストと植物学者、両方の顔が見える

植物の色味や大きさ、形も克明に表現するため、多くの画材や道具を用います。下絵を描くときは、鉛筆はもちろん、植物の実際のサイズを計るためのディバイダー(コンパスに似た製図用品)も必需品。ルーペでしっかりと目視し、植物の質感まで実物から捉えて描き出します。本体験は、目の前の植物とじっくり向き合いながら、その生き生きとした美しさを再発見できる時間となるでしょう。

デッサンの基礎からしっかりと学ぶ

レッスンではまず、モチーフとなる植物を選びます。初回は丸みのあるトマトやプルーンなど、入門編のモチーフからスタート。この日じっくり向き合うパートナーを決めたら、下絵の制作に入ります。サイズを正確に測りながら、ありのままの姿を映し出しましょう。希望に応じて、石川氏の作品をトレーシングペーパーで写し取って下絵をつくることもできます。

ディバイダーを用いてモチーフのサイズを測り、実物大で描く

少人数で行われる本体験では、石川氏からのレクチャーを直々に受けることができ、絵を描くのに慣れていなくても安心です。石川氏のレッスンに訪れる生徒は、「学生時代以来、絵の具に触れることがなかった」という人も珍しくありません。「はじめは躊躇するかもしれませんが、失敗を恐れず思い切って描いてみてください」と話します。

下絵の描き方も基本からレクチャーを受けられる

光と影を捉え、その美しさを描き出す

ボタニカルアートの重要なカギを握るのは、“空間”をつかむこと。形や奥行きはもちろん、光の当たり方でモチーフの色味や見せどころは大きく変わります。また、モチーフの先端から中央部までじっくり眺めると、各部位で質感が異なっている様も見て取れるでしょう。

絵の具を少しずつ混ぜ合わせ、モチーフの色合いを緻密に表現

色味のつくり方も、石川氏から丁寧に指導を受けられます。例えばトマトの赤は、絵の具の“赤”そのままの色とは少し違い、黄味を帯びた赤。また、1つのトマトでも、場所や光の加減によってその“赤”は移り変わっていきます。絵の具で少しずつ色味をつくり、そのグラデーションも表現してみましょう。色づくりやグラデーションにこだわりはじめると、思わず時間を忘れて夢中になってしまいます。

トマトの赤を描くにも、様々な色味やグラデーションを用いる

こうしてモチーフと1対1で向き合っていると、たとえ同じ種類とされる植物でも同じ色や形のものは2つとしてないということに気付かされます。そんな一つひとつの個性に、少しずつ愛情が芽生えてくるでしょう。そして、生き生きとした生命力を感じられる一方、いつかは枯れてしまう植物。ボタニカルアートの魅力は、その繊細な美しさを長く残せることにもあるのです。

その生命力からエネルギーをもらえる時間

入門編のトマトやガーベラから始め、花びらや葉の細かいバラにも挑戦できる

完成した作品は家へ持ち帰り、素敵なインテリアに。自身で手がけたアート作品を額縁に入れて飾れば、部屋を明るく彩るアクセントに。2回目以降は、午前と午後の回を連続して受講でき、さらにレッスンを複数回重ねてコツをつかめば、より大きく複雑なモチーフに挑戦することも可能。だんだんと本格的なボタニカルアートをつくり上げることができるようになるでしょう。

2枚、3枚と作品を増やし、自分のアートを並べる楽しみも

普段何気なく目にする植物たち。「私はボタニカルアートを通して、植物たちから生きるエネルギーをもらっています。この喜びを味わっていただきたいです」と石川氏。花や緑に囲まれた空間で、植物が持つありのままの美しさをじっくり見つめてみませんか。


事業者画像

提供
石川美枝子

約35年のキャリアを持ち、世界を舞台に活躍するボタニカルアーティスト。代表作であるラフレシアやサクラを中心に、様々な植物をテーマにした作品を発表している。英国「シャーリー・シャーウッド・ボタニカルアート賞」の初の受賞者。定期レッスンでは、長年にわたり多くの生徒が集い、なかには初心者から始めて、世界の有名ボタニカルアートコンクールで受賞した生徒も。

事業者画像2

提供
Season Hanatachi(シーズン花達)

都立大学駅前で40年以上の地元で愛される老舗フラワーショップ。季節の花達で“癒し”と“感動”を届けることをコンセプトに、生花の販売からアレンジメント、ブーケ、フラワースタンドなど幅広く手がけている。専属デザイナーが在籍し、結婚式場や教会、レストランからも多くの声がかかる。

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お客様の声

お客様の声の写真

学生時代以来久しぶりに絵筆を持ったため、はじめは色を入れるのに緊張しました。ですがとても丁寧に教えてくださり、うまく塗れると褒めてくださるので、夢中になってしまいました。少しずつコツをつかんで、だんだんと複雑なモチーフにも挑戦していきたいです。

埼玉県 30代 女性

開催場所

Season Hanatachi(シーズン花達)


〒152-0023 東京都目黒区八雲1-2-2
・東急東横線 都立大学駅より徒歩約5分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|月1〜2回 10:00〜12:30 / 13:30〜16:00

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

7,500円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費

〈オプション〉
①額縁
+500円(税込)
完成した作品を額に入れて持ち帰ることができます。
②画材一式の貸し出し
+500円(税込)
画材をお持ちでない場合はご用意します。


催行人数

最少催行人数:各回2名(午前・午後あわせて4名以上で開催します。予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回6名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.Season Hanatachi(シーズン花達)2Fに集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.モチーフを選ぶ
3.講座・制作
4.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催7日前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

画材をお持ちの方はご持参ください。
・透明水彩絵具(12色程度)
・水彩筆(No.1とNo.3)
・パレット
・鉛筆(H)
・練りゴム
・消しゴム
・コンパスまたはディバイダ―
・拡大鏡またはルーペ
※画材をお持ちでない場合は、画材一式の貸し出しをオプションでご予約ください。


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。

よくあるご質問

駐車場はございません。お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

可能です。ただし、他の参加者が映らないようご配慮をお願いします。

鉛筆デッサンから彩色まで、手順を追ってご説明いたしますのでご安心ください。

おすすめのモチーフをご用意しますが、当日「シーズン花達」の店頭で選ぶこともできます。

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